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株式会社ねこのタミについて About Nekonotami

株式会社ねこのタミは、動物病院の開業や運営を考える獣医師の方に向けて、実体験や現場の視点をもとに情報提供やサポートを行っています。本サイトは、開業に関する知識やノウハウに加え、「どこから考え始めればよいのか」といった疑問をはじめ、開業前から運営フェーズにかけて生じやすい悩みに寄り添う情報を発信しています。

これから開業を検討し始める方はもちろん、すでに準備を進めている方にも、ご自身の状況に応じてご活用いただけます。動物病院のかたちは一つではなく、背景や価値観もさまざまです。当サイトが、皆さまにとって有益なヒントとなれば幸いです。

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ご利用ガイド User Guide

まずは「開業のステップ」
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動物病院を開業するには、いくつかのステップを同時並行で進める必要があります。
開業準備〜オープン後までの一連の流れをご紹介しておりますので、まずは全体像を把握するためにご覧ください。

「目的」から選ぶ

目的や今の段階に合わせて情報を探せるように、以下のようなテーマ別ページを用意しています。

  • これから開業を考えたい

    開業までの全体像や考え方を
    整理できるコンテンツ

  • 体的な計画を進めたい

    資金計画、物件選定、機材・
    内装など、実務的な内容

  • 経営を安定させたい

    集患・人材採用・価格設定など、
    運営に活かせる情報

それぞれ目的別にカテゴリ分けして掲載していますので、まずは今の関心に合ったテーマから読み進めてください。
詳しくは「開業・経営ナビ」ページをご覧ください。

資料ダウンロード

より体系的に学びたい方や、実務で活用できるテンプレート・チェックリストを確認したい方に向けて、資料ダウンロードページをご用意しています。各資料はテーマ別に掲載していますので、必要なものを選んでダウンロードしてください。

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開業のステップ

開業のステップ Steps to Opening

動物病院の開業は、単に「独立して診療を始める」というだけではありません。多くの獣医師が描く「理想の病院」にするためには、明確なビジョンと現実的な計画、そして段階を踏んだ準備を経てはじめて形になります。
ねこのタミでは、こうした開業までの道のりをステップに分けて整理しています。ここでは、代表的な流れをもとに、全体の流れをご紹介します。

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    はじめに~運営体系を決める~

    開業を考え始めたとき、まず大切なのは「なぜ自分は開業したいのか」という問いです。これは単なる動機づけではなく、病院として掲げる理念や将来像に直結する考え方であり、開業後の経営を継続していくうえで判断の拠り所となります。採用や資金調達など、さまざまな場面でこの考え方が問われるため、コンセプトが明確であるほど、開業後の意思決定もしやすくなります。

    あわせて、開業時の運営体系についても検討します。動物病院の開業には、個人事業主・合同会社・株式会社といった3つの形態があり、それぞれ税制や融資、採用面での考え方に違いがあります。早い段階で方向性を定めておくことで、その後の準備や手続きが円滑に進みます。

    法人で開業する場合には、定款の作成や公証役場での認証、資本金の入金、登記、税務署関連の届け出などが必要となり、いずれも一定の時間を要します。そのため、全体のスケジュールを見据えながら、余裕を持って進めていくことが望ましいでしょう。

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    コンセプト設計と計画づくり

    次の段階では、動物病院としての診療方針を具体化していきます。対象とする動物や専門分野を明確にしたうえで、売上規模や必要人員を想定し、3か年の業績シミュレーションを作成します。
    この工程では、「どのような病院を目指すのか」という考えを言語化し、診療スタイルや規模感と結びつけながら、数値として落とし込むことが求められます。これらの計画は、資金調達の場面で提示を求められることも多いため、理想だけでなく、現実的な見通しに基づいた内容として構築していくことが重要です。

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    立地・物件の検討

    動物病院の規模や診療内容の方向性が固まってきた段階で、それに見合った立地を検討していきます。動物病院は用途や設備面で制限を受けやすく、希望条件に合う物件がすぐに見つからないことも多いため、一定の時間がかかることを想定しておく必要があります。
    想定する坪数や必要条件を踏まえつつ、診療圏の広がりや来院のしやすさ、駐車場の有無、交通アクセスなどを多角的に見極めながら、選択肢を一つに絞らず複数の候補を視野に入れて進めていきます。

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    借入の準備と資金調達

    開業にあたっては、自己資金だけでまかなうことが難しく、金融機関からの借入を前提とするケースが多く見られます。そのため、面談の申し込みや事業計画書の提出、返済を見据えた資金設計については、できるだけ早い段階から検討しておくことが望ましいです。
    資金調達を行う場合は、創業計画書や業績シミュレーション、診療圏の見通しといった資料を準備し、面談から融資決定までに要する期間も考慮しながら、支払い時期や資金繰りに無理の出ない流れを組み立てていきます。

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    機器の選定・内装工事

    診療機器や検査装置、手術室、入院設備などについて、必要となる機材を洗い出し、導入の順序を考えながら選定します。新品か中古か、購入かリースかといった選択肢も踏まえ、開業時点で揃えるものと、運営が落ち着いてから追加できるものを区別して検討することで、初期費用の負担を抑えることができます。
    あわせて、診療導線や衛生管理、運営効率を意識した内装設計を進めていきます。動物病院の施工実績があるかどうかに加え、工期や費用の目安、工事期間中に発生する固定費なども含め施工業者を決めていくとよいでしょう。

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    WEB集患と価格設定

    診察料や検査料、各種サービスの料金を設定するとともに、WEBサイトや広告、SNSを活用した集患に向けた準備を行います。診療料金は、勤務先の水準をそのまま引き継ぐのではなく、市場や競合を踏まえて設計し、料金表の見せ方や将来的な改定の可能性も視野にいれて制定しましょう。
    また、ホームページの制作には想定以上の期間を要することもあるため、早い段階から着手するのが望ましく、飼い主さんの検索ニーズに沿った情報を取り揃えながら、公開後も継続的に内容を更新していく前提で準備を進めます。開業後の認知を広げていくためにも、ホームページは余裕をもって用意しておくと安心です。

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    人材の手配

    スタッフの採用や教育体制の構築は、病院を安定して運営していくうえで欠かせない要素の一つです。求める人物像や雇用条件、面談フローをあらかじめ定めておくことで、開業後の混乱を防ぎやすくなります。募集条件や内定通知書、雇用契約書、就業規則など、雇用に必要な書類も準備しましょう。

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    内覧会・オープン前準備

    内覧会の開催は、地域に向けて病院を知ってもらうための貴重な機会となります。内覧会を実施する場合は、企画内容や告知の方法、当日の動き方までをあらかじめ組み立て、来場そのものを目的にするのではなく、次回の予約や来院につながる流れを意識した構成にしていきます。
    なお、備品は一度に揃え過ぎると費用がかさみやすいため、順序を考えながら準備を進め、決済方法の整備なども含めて、開業後の運営が滞らないようにします。

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    開設届・行政手続き

    最後に、保健所や自治体への届出(開設届など)を行い、動物病院としての開設手続きを完了させます。これらの申請には提出期限が設けられているため、必要となる書類や全体の流れをあらかじめ把握しておくことが重要です。
    また、自治体によって提出内容が異なるケースもあるため、早い段階で情報を集めておくことで、手続きの行き違いや遅れを防ぎやすくなります。

ステップを進めるためのポイント

開業準備の多くは、同時並行で進むことになります。
全体像を把握したうえで優先順位を整理し、設備・資金・人材など、それぞれの分野については必要に応じて専門家の意見を取り入れると安心です。
計画を立てる際は、タイムラインやマイルストーンを設定することで、無理なく準備を進めやすくなります。

よくあるご質問 Q&A

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