動物病院開業 よくあるご質問 Q&A
動物病院においてもGoogleマップが集患の割合を多く占めています。その時大切なのがMEO対策です。様々なMEO対策業者もいますが、まずはご自身の動物病院で口コミを増やす取り組みが大事です。
口コミを増加させるには、QRコードなどを事前に印刷したモノを用意し、飼い主様に直接お願いする。またはアンケート(Googleフォーム)から誘導する。公式LINE等でアンケートのお願いをするのも効果的です。
いずれにせよ飼い主さんの満足度が高くなければ良い口コミは入らないので、普段からのホスピタリティなども大切になってきます。ホームページ制作会社の選定で失敗する方も多いです。失敗しないためには、まずは実績を確認することが大事です。
動物病院のホームページをどれだけ手掛けていて、そのホームページが上位表示されているか確認しましょう。
知り合い・親類などに依頼するケースも避けましょう。ビジネス上ではなく、近い関係上、修正等をお願いするなど遠慮するケースも多く、うまくいっていないケースが多いです。また値段が高い・安いなどの観点もあります。一概に高いからいい、安いからいいという訳ではありません。価格分の価値をしっかり出せているかを見極める必要があります。SNS(Instagram、TIKTOK、X)、公式LINEなどは動物病院においては新規の集客は難しいです。それは距離の問題があります。
いくらフォロワーが多くとも近くに住んでいないと通えないからです。また、SNSで発信できる内容が豊富でなければ、来院動機に繋がらないと言えます。その点、未だHP等の集患の方が強いです。ただ専門的な治療や取り組みをしている場合は遠方からの来院といったケースもあります。
SNS、公式LINEは再来院などには有効です。そのため、来院した飼い主さんにフォローをお願いすることが大事です。再来院を促すための発信をすることで実際に来院されるケースも多いです。動物病院数は年々増加傾向にあります。そのため、近隣にいずれは動物病院が開業する可能性も高いです。
その際、ご自身の動物病院の既存患者さんの離脱を防ぐためには固定化が必要です。つまり「かかりつけ」になっているかです。 動物病院において、既存患者の離脱を防ぐ対策として有効なのは「健康診断数の増加」です。単発の検査ではなく、しっかり毎年健康診断で健康状態を把握することで飼い主さんと動物病院の信頼関係も高まります。
他院との差別化を図るためには、自院ならではの強みを具体的に打ち出すことが重要です。たとえば、歯科診療や皮膚科領域に関する専門的な知識や経験を持つこと、日本獣医皮膚科学会認定医など専門資格を持つ獣医師との連携体制を整えていることなどは、独自性を示す要素の一つになります。また、CT検査やMRI検査などの高度画像診断に対応できる設備体制、Web予約システムの導入など利便性を高めるサービス、セカンドオピニオンへの対応などの情報提供体制も強みとして検討されます。さらに、診療方針や医療への考え方を分かりやすく伝えるホームページの整備や情報発信、明確な病院理念や診療コンセプトを掲げることも、地域における存在価値を示す要素となります。
また飼い主さん側としてもしっかり把握している動物病院に受診したいので、他へ流れる可能性は低くなります。診療圏調査は毎年行っても問題ありませんが、3年に1度は実施するのが望ましいです。
年間経つと固定客とある程度の商圏エリアを把握することができます。把握しただけではなく、取れていないエリアに対してどうアプローチするかが大事です。昔までは看板や紙媒体の広告でしたが、現在ではWeb上での広告が有効になってきています。
また診療圏調査だけではなく、今までご自身の動物病院に1度しか来ていない、離脱しているといった顧客の原因把握と対策が重要です。動物病院は再来院が非常に重要になってきますので、離脱防止が経営にとって大事な部分となってきます。新規・リニューアルの際に行う内覧会の意味合いは少し変わってきます。新規の場合は単純に「認知」といった部分が大きいですが、リニューアルの場合は「認知から来院」といった目的意識を持つことが大事です。
そのため、来院に繋げる取り組みが重要です。 新患獲得に繋げる仕掛けとして、相談を全面的に打ち出し、次回来院に繋げられるかです。設備説明や院内見学も大事ですが、実際に事前予約等を設け、相談を受けていくことも大事です。
また簡易的な検査や爪切りなどを実施する場合は、単純に来院母数が増加するのでそれも効果的です。はい、変わってきます。やはり飼い主さんはきれいな動物病院に行きたい方も多くいます。その際、大事なのが「清潔感」と「匂い」です。
清潔においては、古いものや販促物等が整理されているか、床なども清潔さを保てているかが大事です。また同時に匂いも大事です。未だ匂いが強い動物病院も多いです。この点は飼い主さんだけでなく、従業員にもデメリットになってきます。
デザイン変更は大事ですが、それと共にデザインと動物病院のコンセプトがマッチしているかも考える必要があります。看板に使うロゴなども飼い主さんに印象付ける要因の一つとなりますので、しっかりと考慮した上で変更していくことが大事です。強みを打ち出すには販促が大事です。院外(Web)、院内(販促物)の両方をしっかり整える必要があります。
院外においてはWeb販促です。Web上でいかにご自身の強みを打ち出していくかで新規の来院が変わってきます。飼い主さんは主訴に対してより専門的(強みを持った)動物病院を選択するので、対外的に発信することで選ばれやすくなります。 院内においては説明資料・フローなどがしっかり整っている必要があります。いくら対外的に発信して来院してもらっても、中身が伴っていないといけません。
スキルはあるが説明が難しいという場合は、院内の説明資料(カウンセリング)、院内モニター、パンフレット(強みを打ち出したもの)等を用意しておくといいでしょう。動物病院の場合、自由診療なので近隣相場も大事になってきます。
特に専門的ではなく、ノミダニ、ワクチン、健康診断等の金額は、安い動物病院に行く方も多いです。そうなると価格競争のようになってしまいます。 しかし、安いだけでは薄利多売になってしまいます。また同時に、それ自体の単発の販売だけに留まってしまう可能性も高いです。 近隣よりも高く設定する場合は、それなりのコンセプトや理由が大事になってきます。
例えば、近隣だと健康診断結果だけ郵送するところが多い中、自身の動物病院では説明機会をしっかり設けているなど。飼い主さんの納得性の高い、価格分の価値を提供することが大事です。ワクチンも同様です。ワクチンとともに現状の健康状態を見てあげる・相談してあげるなども大事になってきます。Googleの口コミに悩まれる方も多いです。もしご自身の身に覚えのない書き込みや事実と異なっている場合は、まずはGoogleへ削除依頼を報告することが第一優先です。
消えない場合は弁護士に介入してもらい、削除依頼するケースもあります。ただこの際、弁護士費用がかかってきてしまいます。 口コミ上で争っても良くはないので、新規で良い口コミを増やしていく取り組みが望ましいと考えられます。
もしそれでも納得がいかないようであれば、口コミの返信で率直な意見(逆上しないように)を伝えてもいいかと思います。専門性を絞ることは経営上のメリットがあります。絞ることでご自身のやりたい診療スタイルを実現しやすくなります。
その際、近隣に専門性が高い動物病院があるかどうかしっかり把握し、開業することが望ましいです。 一番集客も単価も良いのが、一般診療をやりながら特定の診療に特化する(歯科特化、皮膚特化など)方法です。この手法が経営的にも安定します。動物病院を探す際、スマホで検索する人がほとんどです。SNS等を含めると7〜8割程度がWebで検索します。
そしてそのほとんどがWebサイト・Googleマップになります。その中でも携帯での検索が多いので、スマホ対応(レスポンシブ)していないと確実に機会損失してしまいます。スマホ対応していないサイトだと見にくく、すぐに離脱してしまいます。またSEO上での評価も悪くなり、検索されないといったケースにもなり得ます。
現状、スマホ対応が主流ですので、ほとんどのHP制作会社でも対応してくれます。現状実施していない場合は早急に実施するのが大事です。Web問診は飼い主さんの心理的ハードルを下げるというものではないと考えられます。
飼い主さんによっては細かく記載する人・大雑把に記載する人など様々です。中には予約だけ入れ、記入しない方もいます。 Web問診は効率的な診療を実施する上で大事です。導入するかしないかで事前の準備などが大幅に変わってきます。 ただWeb問診に多くの設問(長時間かかるもの)がある場合は、途中離脱してしまう可能性もあります。
離脱をなるべく防ぎたいのであれば、Web予約とWeb問診を切り離す、あるいはWeb問診の設問を簡素化することが挙げられます。ブログ・コラムなどの記事はSEO(検索順位)に有効です。
ただその記事の構成や内容が重要ですので、どんな記事でもいいという訳ではありません。つまり、コンテンツ内容が重要です。コラムを書いている人物の権威性、コンテンツ量(文字数)、コンテンツの質が主に大事になってきます。
物病院のブログ・コラムの場合、主訴に対しての内容・症例などが有効的です。飼い主さんはご自身のペットの症状や主訴を見て解決を求めるので、それに伴っている内容が豊富であればあるほど質が高くなります。それにより、SEOへの好影響だけでなく、実際の来院にも繋がりやすくなります。紙媒体のチラシポスティングは年々効果が低くなっていると言えます。実際、費用もそれなりに高く、反響率が低いと言えます。
紙媒体の場合は反響率として、良くて発行数の0.1%〜1%と言われています。その点、Web広告などはエリア・ターゲットも細かく決められるので、反響が紙媒体よりも効果的です。 もし紙媒体でのチラシポスティングを実施する場合は「開業」「リニューアル」といった時に絞るのがいいでしょう。
また地域情報誌なども同様のことが言えます。開業やリニューアルは認知という側面でも重要ですので、そのタイミングでの実施は検討してもよいでしょう。飼い主様向けセミナー(パピー教室等)での大きな収益化は見込めないと考えていいです。
飼い主さんから頂くお金と工数を鑑みると、診察をしている方が費用対効果が高いです。 ただ、飼い主様向けセミナーはあくまでもQOL向上という側面では非常に大事です。それを実施したことによって普段の診察に繋がったりと固定化に結びつきます。
単体での収益ではなく、相対的に動物病院としてプラスになると捉えるといいです。 ただし人・時間を取られるので、実施方法は効率的なものを考えなければいけません。動物病院の課題として「待ち時間」があります。これは動物病院に限らず他の医療機関でも同様です。
待ち時間がないのが理想ではありますが、すべての予約を待ち時間なしとするにはハードルが高いです。 待ち時間の表示は時間帯予約、順番予約であれば有効だと考えられます。完全予約の場合は基本的には不要です。
待ち時間が表示されるだけで、飼い主さんの心理的安全性が担保されるので、導入を検討されてもいいかと思います。ただシステムを導入するとなるとそこで費用がかかるので、やり方を工夫するのも大事です。専門外来は集患に大きく影響します。また専門性が高いので高単価になります。
その際、集患方法として有効なのが、サテライトサイトの構築とGoogle広告です。サテライトサイトは動物病院の本サイトとは別に、専門性の高いサイトを構築することを意味します。専門性の高いサイトは主訴・疾患において検索順位(SEO)が高くなってきます。
それによって自然検索での来院が見込めます。 それに加えてGoogle広告を実施し、リーチを広げるといいです。専門性の高い分野はある程度広いエリアからも集患できます。 また院内では専門性の高いパンフレットなども用意しておくといいでしょう。診察券のデザインも大事です。ご自身の動物病院のコンセプト・ブランドカラー等と合わせると、飼い主さんの記憶にも印象付けることができます。
デザインを変えただけで再診率が増えるとは一概には言えませんが、裏面に次回予約等を記入するような体制(次回予約の確定)が取れていれば、確実に再診率があがります。診察券というよりも次回予約アポという側面が大きいです。
最近ではアプリなどを活用するケースも多いので、診察券の利用が少なくなっているのも事実です。とはいえ、高齢の方などは使用できなかったりするので、診察券と併用していたりもします。公式LINEを活用する動物病院も多いです。中には友だち登録数が多くなり、有料プランにしているケースもあります。
ただ一定数のブロックはやはり生じてきます。ブロックされる要因の多くは配信回数の多さです。配信頻度が高いほどブロックしてしまう人も増えていきます。 公式LINEでの一斉配信とセグメント配信では、一斉配信の方がブロックされやすいです。
通知を受け取った人と関係ない内容だとそのままブロックしてしまう可能性があるからです。ただ動物病院の場合は一斉配信をしているケースがほとんどだと思われます。そのロゴマークが親しみやすいかが大事です。
しかし、時代背景もあるので、リブランディングするという選択肢も大事です。ただそれ単体での効果は計りづらいとも言えます。リブランディングすればいいという訳ではなく、それに伴った販促をしていかなければいけません。院内の雰囲気や販促物の色味など、細部にこだわった上でのブランディングをしていく必要があります。
ロゴマークを重要視していない動物病院もおられますが、ロゴマークは非常に大事です。動物病院を印象付ける要因の一つでもあるので、しっかりとデザインして構築することが大事です。YouTubeはまだ集患としては弱いです。YouTubeを撮影する工数、外部に頼んだ場合の費用を考えると完全に費用対効果が取れません。
そのため、集患方法としてはホームページ、Google広告、SNS運用を実施した後のプラスアルファとして実施してもいいかもしれません。 もしYouTubeを活用するのであれば、対外向けの院内紹介動画を撮影するといいでしょう。また飼い主さん向けのレクチャー動画なども効果的です。
動物病院の集客というよりもご自身の認知度を上げたい場合は効果的ですが、それが来院に直接繋がる可能性はまだ低いと言えます。受け入れられます。もちろん、その特典内容にもよりますが、紹介してくれる人もいます。
ただ全体の母数からすると少数と言えます。昔までは紹介が多かったのですが、今ではネットが普及しているので、紹介の比率が相対的に低くなっています。しかし、やってプラスになる取り組みではあるので、実施することをお勧めします。 紹介の特典として、爪切り無料などの特典をつけてあげるといいです。
過剰な特典ではなくても問題ありません。大前提として、特典がなくとも紹介してもらえるようホスピタリティを高めることが大事です。夜間を実施していない動物病院も多いかと思います。
その際、飼い主さんは近隣の夜間病院等に通院することもあります。中にはそのままその動物病院がかかりつけになるといったこともあるでしょう。それを防ぐためには、しっかり夜間対応している動物病院と連携をすることです。そうすることで、しっかりと飼い主さんを戻してくれます。近隣は単純に競合と捉えず、互いに助け合う体制を構築することが望ましいです。
また飼い主さんに対しては、夜間は「○○動物病院」を受診くださいと事前に周知しておくことも大切です。そうすることで、戻ってきた飼い主さんの情報を即時に知ることができます。内覧会の定期的な実施は不要です。内覧会はあくまでも「開業」「リニューアル」といった時がメインとなります。
定期的に実施してしまうと日々の診療時間を削ることになりますので、売上創出の機会損失にも繋がってきます。認知が必要であれば、各種メディアやHPにて院内風景などを露出していくといいでしょう。 もし来院して何か取り組みたいのであれば、イベントを実施することが望ましいです。
「○○教室」など、飼い主さんのQOLが上がる取り組みは効果的だと言えます。こういった取り組みによって地域密着型の動物病院になっていきます。地方の場合、確実にその点は来院の機会損失をする可能性があります。地方の場合はほとんどの方が車で通院されるので、駐車場は入りやすい方がいいです。
また狭いだけでなく、対向車線から入りやすいかどうかもポイントです。その点で一方通行などはなるべく避けた方がいいでしょう。 駐車場の台数も大事です。常に待合で待っている飼い主さんの数と、診察に入っている飼い主さんの数に見合った台数分は必要になってきます。
逆に都心部では駐車場完備が難しい場合も多いです。その際は駐車場代をサービスしてあげる、提携駐車場を用意するなどの対応が大切になってきます。ホームページにおいて、少なくとも院長先生の顔出しはした方がいいと言えます。
どんな院長先生、獣医師さん、看護師さんに診てもらうのか心配する飼い主さんも中にはおられます。もし顔写真自体を拒んでいるのであれば、診察風景などなんとなく雰囲気がわかる写真などでもいいと思います。それでも渋られる場合は、スタッフとの集合写真などで提案するといいです。
写真ではないですが、イラストを用いている動物病院様もおられます。最初の契約時などにお話ししていなければ強制力を持てないので、最終的にはスタッフとの話し合いになるかと思います。猫の飼育頭数が犬を上回っており、猫の飼い主さんも動物病院に通う意識が高まっています。
そのため、猫の集患に注力するのは大事な取り組みです。 実際、キャットアワーなど猫専用時間を設けている動物病院様もいますが、うまくいっているケースが少ないです。その時間帯に必ずしも猫の飼い主さんの都合がつくとは限らないからです。猫専用時間を設けても他の時間帯に来てしまうといったことも多いです。
まずは猫と犬の待合・診察室を分けることが先決です。そのような取り組みだけでも猫の飼い主さんが増加する可能性があります。それに加えHP等の発信もしていく必要があります。決済方法(QRコード等)を増やすことが、新患獲得には直接繋がりません。決済方法はあくまでも付加価値の部分であり、それを主目的として来院することはないでしょう。
カードの使用可否が懸念材料としてなり得るからです。 ただQRもカードも手数料がかかってきてしまうので、それとの兼ね合いも考える必要があります。広告宣伝費は全体の5%が目安と言われています。HPの保持と看板程度の露出といった広告費の使い方をしている動物病院がほとんどです。
それだけでは5%未満に落ち着いていることが多く、もう少し広告宣伝費に対して投資した方がいいと言えます。 具体的に投資するものとして、Web広告、サテライトサイトの保持などが動物病院では有効かと思います。
サテライトサイトを構築しWeb広告を実施して、呼びたい診療・主訴を集患する流れを構築するといいです。そこから業績を向上させ、経営が安定する仕組みを構築することが望ましいです。